蠍座満月~心の奥に眠る“いらないもの”を手放し次のステージへ
- PlanetKarte
- 5月12日
- 読了時間: 4分
2025年5月13日、日本時間1時55分ごろ、蠍座で満月を迎えます。 4月後半から続く「全天体順行」で物事が大きく動き出す流れがありましたが、5月に入り、冥王星が逆行に転じたことで、新たな局面に差しかかっています。
今回の満月は、その転換点となるタイミングです。
前回の新月は、大きな変化を伴う破壊的なパワーを秘めていました。
そして今回、太陽のそばには“個性化”を象徴する天王星が寄り添い、蠍座の月を鮮やかに照らしています。
冥王星が問いかける「本当に必要な変容」
蠍座の支配星・冥王星は、夢や理想を実現するために「変えなければならないもの」を私たちに問いかけています。本格的に前進する前に、まだ手放せていないものはないか——そんな深い内省を促す満月です。
太陽×天王星が月を照らし、自分らしさを貫く一方で、内面の深い部分で求められる変容。その葛藤に対し、魚座にある土星が穏やかに調和し、具体的な指針を示してくれるかもしれません。
5月25日には、この土星もいよいよ牡羊座に入り、「土星牡羊座時代」が幕を開けます。
自分が何を望み、どう動かしたいのか。現実化に向けた問いかけが強まる中で、この満月は大きな節目となるでしょう。
深層の課題を見直し、不要なものを手放すとき
5月最初の満月は「ウエサク満月」とも呼ばれ、天と地が繋がり、強いエネルギーが降り注ぐ特別な時です。さらに蠍座は、生死・再生・魂の変容といった深遠なテーマを持つ星座。この満月は、スピリチュアルな気づきを促してくれることでしょう。
心の奥底で目を背けていた課題や問題にスポットが当たりやすくなります。そのため葛藤も強く感じるかもしれませんが、それだけ大きなエネルギーが得られるときでもあります。
物事が動き出す前に、今一度「不要なもの」に目を向け、それを手放す絶好の機会です。この蠍座満月のパワーが、深い気づきと変容をサポートしてくれるはずです。 満月の夜は、心を落ち着けて自分自身を俯瞰するのに最適なタイミングです。
思うようにいかないこと
イライラすること
不安や怒り
これらを紙に書き出してみましょう。頭の中に渦巻く感情を“見える化”することで、心が整理されていきます。
現在、満月で行うワークをサポートするワークシートを公開していますので、ぜひ活用してみてくださいね!
深い気づきを与えてくれる蠍座の満月。課題だけではなく、大切な気持ちや必要な人や想いにも気づかせてくれるかもしれません。
振り返りをサポートする問いかけを示しておきます。書き出すことが思いつかないときは参考にしてみてください。
蠍座満月の問いかけサポート
こだわりすぎて見えなくなっていた現実はありませんか?
自分のなかの女性性に目を背けていませんか?
執着しすぎていることはありませんか?
誰かをコントロールしようとしていませんか?
喜びよりも恐れに意識が向いていませんか?
自分を許し、癒すことができていますか?
不要なものは破いて捨ててしまおう!
書き出しできましたか?
次は、その紙を破ってすててしまいましょう。シンクなど火災の心配のない場所で燃やしてしまうのもいいでしょう。これにより不思議とすっきりするものです。
満月は新月ほど時間は気にしなくてよいですが、月の光の浴びられる夜が落ち着いてできると思いますので、おすすめです。
破って捨てたら、いまある家族や身近なひと、そしてここまで達成できたこと、頑張ってきた自分に感謝して、月のエネルギーをポジティブに取り込んでいきましょう!
満月と新月のワークシート公開中!

先日Planet Calendarを公開しましたが、新月と満月では何をするといいですか?というご質問を受けることが多かったので、このたびPlanet Karteでは、新月や満月におこなうとよいされるワークをサポートするワークシートを公開しました!
シンプルな作りにしていますので、お好きなやり方で繰り返し使っていただいければと思います!
毎月の満月や新月についてのサポートメッセージなどは、このブログで適宜ご紹介していきたいと思いますので、あわせてお役立ていただければ嬉しいです!
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